著者
影井 昇 綿貫 知彦
出版者
国立極地研究所
雑誌
南極資料 (ISSN:00857289)
巻号頁・発行日
vol.54, pp.84-93, 1975-12

1971年南極大陸昭和基地沿岸で採集したショウワギス,ウロコギス,ライギョダマシ,ボウズハゲギス,キバゴチの内部寄生虫について調査した結果,線虫類2種(Contracaecum sp. 幼虫,Ascarophis nototheniae),鉤頭虫1種(Echinorhynchus sp.),吸虫類2種(属種共に不明),条虫幼虫(plerocercoid)1種, Copepoda 1種を見出した.ボウズハゲギスからのAscarophis nototheniaeの報告は始めてであり(new host record), Echinorhynchusは吻における鉤の数と配列から新種と考えられた.吸虫類,条虫類, Copepodaは固定が悪かったこと並びに幼虫形態であることから属種の同定は出来なかった.

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宿主の " ボウズハゲギス" とか "ライギョダマシ" という名前が激しく気になる。特に前者、何か非道い… RT @ronbuntter: こんな論文どうですか? 南氷洋産魚類の寄生虫について(影井 昇ほか),1975 http://t.co/OpP3OlQp
こんな論文どうですか? 南氷洋産魚類の寄生虫について(影井 昇ほか),1975 http://t.co/o9XI2S4t 1971年南極大陸昭和基地沿…
こんな論文どうですか? 南氷洋産魚類の寄生虫について(影井 昇ほか),1975 http://id.CiNii.jp/E7wGL 1971年南極大陸昭和基地沿…

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