著者
鈴木 恒男
出版者
日本色彩学会
雑誌
日本色彩学会誌 (ISSN:03899357)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.53-61, 1997-05-01
参考文献数
18
被引用文献数
7

20代女性の顔色を代表する30人の女性を3種類のメーキャップファンデーションで化粧を行う。その女性達は鏡を見ながら20項目で自分の顔を評価し, さらに11人の他者から同じ項目で評価を受ける。この30人の顔をカラーモニタに提示し, 自分と他人がその顔を同じ20項目で評価する。自己評価, 他者評価, 実際の顔と画像の顔のイメージ構造の差異を因子分析と重回帰分析で解析した。認知的なイメージ空間は2次元から構成されている。自己評価の最初の次元は静的な内面性を表し, 次の次元は動的な外面性を表している。他者評価の最初の次元は外面性で, 次の次元は内面性である。認知的なイメージ空間は実際の顔と画像としての顔では異なる。

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こんな論文どうですか? 好ましい肌色を規定する要因の解析II : イメージ空間に対する評価者及び評価画像の効果(鈴木 恒男),1997 https://t.co/fiv2K7KNCP 20代女性の顔色を代表する30人の女性を3種類のメーキャップファ…
こんな論文どうですか? 好ましい肌色を規定する要因の解析II : イメージ空間に対する評価者及び評価画像の効果(鈴木 恒男),1997 https://t.co/fiv2K81QEP 20代女性の顔色を代表する30人の女性を3種類のメーキャップファ…

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