著者
助清 泰教 小倉 久和 木村 雄輔 沢味 裕 伊藤 隆二
出版者
北陸作物・育種学会
雑誌
北陸作物学会報
巻号頁・発行日
vol.25, pp.12-13, 1990

プロトプラストに由来するコシヒカリ7系統の生産力検定試験を1987, 1988年の2ヶ年間行った.その結果, 7系統のいずれもが原品種である「コシヒカリ」よりも短稈で晩生であることが分かった.また, いずれの系統とも実用的には概ね固定していたが, このうちの1系統を「初夢」という名前で1989年2月に種苗登録の出願を行った.原品種との比較による新系統「初夢」の特徴は以下の通りである.(1)出穂, 成熟期は約1週間遅い.(2)短稈かつ強稈で倒伏には強い.(3)収量は10%程度多い.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 3 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? プロトプラスト育種による水稲新系統「初夢」の特徴(助清 泰教ほか),1990 https://t.co/daOrEEO0cr
こんな論文どうですか? プロトプラスト育種による水稲新系統「初夢」の特徴(助清 泰教ほか),1990 http://id.CiNii.jp/HeJBL
こんな論文どうですか? プロトプラスト育種による水稲新系統「初夢」の特徴,1990 http://ci.nii.ac.jp/naid/110001784175

収集済み URL リスト