著者
栗城 源一
出版者
日本ダニ学会
雑誌
日本ダニ学会誌 (ISSN:09181067)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.7-13, 1993-05-25
被引用文献数
2

福島県猪苗代町谷地平地区のミズゴケ湿原で最も優占するササラダニ, ヤチモンツキダニTrhypochthoniellus setosus Willmannを種々の温度条件下で飼育し, その生殖法, 産仔数, 各発育段階の成長速度を検討した。ヤチモンツキダニの生殖法は, 産雌単為生殖で卵胎生である。雌は最盛期には1∿3日間隔で幼虫を1個体ずつ産下し, 20℃での平均産仔数は3.3個体, 25℃では10.5個体, 29℃では14.1個体で, 産下限界温度は15.1℃であった。第一若虫が第二若虫に脱皮するまでの発育限界温度は8.5℃, 産下された幼虫が成虫になるまでの有効積算温量は1600.5日度と算定された。

言及状況

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以下の辞書の説明をふまえて翻訳してみるとよいかと思います。 要は、卵→幼虫→蛹のそれぞれのプロセスをへるには、それぞれ、>10.5℃(発育限界温度?)が51日度→>11.3℃が215.1日度→>13.8℃が151.8日度必要だった というようなことかと思います。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=de&dtype=0&stype=0&d ...

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