著者
伊達 宗行
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.25, no.9, pp.657-669, 1970

およそ次元数を自由に変える, ということは数学, そしてせいぜい理論物理学までのことである. 現実の物質は厳として3次元性を主張しつつ時間軸の中を泳いでいる. しかし対象を限れば(というよりも限定して見ることの出来る対象を選べば), 実はかなりきわどい所まで現実を脱却出来る. その代表的例が "一群の結晶における電子スピンとその相関" である. そこでどんな浮世ばなれしたことがおきるのか? 低次元磁性は決して "次元の低い低級な話" ではない.

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「低次元磁性体」(伊達宗行) http://t.co/C6Rbbr6wD3 こんなのもあった。

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