- 著者
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金丸 英子
- 出版者
- 西南女学院大学
- 雑誌
- 西南女学院大学紀要 (ISSN:13426354)
- 巻号頁・発行日
- vol.8, pp.52-58, 2004
近代アメリカ・プロテスタント教界を代表するワルター・ラウシェンプッシュ(Walter Rauschenbusch,1861-1918)の代表的な著作、『Christianity and Social Crisis』(1907年出版)から、ラウシェンブッシュが唱導した社会的福音において、社会福祉がどのように捉えられていたかを探る。また、ラウシェンブッシュの主張の中に、キリスト教の使信と社会福祉理念を切り結ぶ哲学的な接点を見出してゆき、キリスト教主義大学で福祉を学ぶ人たちにキリスト教から提供しうる視点を模索する。