- 著者
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杉内 崇浩
渡辺 俊典
古賀 久志
- 出版者
- 一般社団法人情報処理学会
- 雑誌
- 情報処理学会研究報告コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM) (ISSN:09196072)
- 巻号頁・発行日
- vol.2004, no.113, pp.133-140, 2004-11-12
近年、オブジェクト認識は、セキュリティ認証、ロボットビジョンなどさまざまな場面で使われるようになってきた。我々は、画像オブジェクトをカラー画像の領域分割により直接得られる領域の集合と考えることにより、オブジェクト定義の自動抽出、認識手法について検討している。本稿では、画像内に複数回出現するオブジェクトを圧縮して得られる圧縮率を利用した自動オブジェクト抽出手法を提案する。In recent years, object recognition has come to be used in various scenes, such as security authentication and robot vision. We study automatic extraction and recognition of objects from images by considering an object as a set of the regions directly obtained by image segmentation. In this paper, the automatic object extraction method using data compression ratio in compressing the objects which appears multiple times in image is proposed.