著者
長島 忍
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.27, no.7, pp.744-746, 1986-07-15
被引用文献数
1

与えられた空間中の点が立体の内部に位置するか外部に位置するかを判定する立体の内外判定は 複合形状の生成など高度な図形処理に用いられ きわめて重要な役割りを果たすが その判定は容易ではない.従来の多面体の内外判定方法には問題がないとはいえず 今回球面投影を利用して新しい判定方法を考案した.球面三角形の式を利用して球面に投影された多角形の面積が求まるので 立体のすべての面を与えられた点を中心とする半径1の球に投影すると 与えられた点が立体の内部にあるか外部にあるかによってその面積の総和は4πか0になる.実際にプログラムを作成してこの判定方法の有効性や実用性を確認した.

言及状況

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長島忍「球面投影による多面体の内外判定方法」 情報処理学会論文誌,Vol.27, No.7(19860715) pp. 744-746 http://ci.nii.ac.jp/cinii/servlet/QuotDisp?LOCALID=ART0003012069&DB=NELS&USELANG=jp -----追記 ↑私もこれを読んだわけではないが、たぶんこんな方法じゃないかな。 ...

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