著者
嘉本 キミ 広瀬 高
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
ドクメンテーション研究 (ISSN:00125180)
巻号頁・発行日
vol.19, no.12, pp.379-385, 1969-12-01

前報までに,わが国の企業名の省略法について明らかにしたが,本報では外国の企業名の省略について検討した。外国の場合には,しばしば企業名の表現に混乱が起るので,まずその原因を明らかにし,取扱い上の対策を示した。つぎに前報に準じ省略法を検討し,(1)国別の分類を併用する,(2)著名な企業は国際的に情報が出ることおよび情報量が多いので単独にコード化する,(3)前報までの省略法を用いないまでも,少なくとも「語」に分け,それから略語を取ると分離結果がよい,(4)省略のための辞典(省略すべき語・用語統一・法人形態名の省略・省略上の注意など)を用意する,(5)企業名・慣用名・企業名の変遷を知る用意をすることが省略を進めるうえ,および利用するうえから必要であることを示した。 なお本報告の最後に,企業名の単独コード化するのには,どのような方法がよいか,企業名の省略はどのようた進め方をすべきかについて検討している。

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こんな論文どうですか? 企業名の省略(その3)(嘉本 キミほか),1969 https://t.co/jVILbx5G1h 前報までに,わが国の企業名の省略法について明らかにしたが,本報では外国の企業名の省略について検討した。…

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