著者
藤永 卓司 里田 直樹 福瀬 達郎
出版者
特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会
雑誌
気管支学 (ISSN:02872137)
巻号頁・発行日
vol.25, no.4, pp.284-289, 2003
被引用文献数
7

背景.気管・気管支狭窄に対するステント留置術は標準的な治療となってきている.狭窄が高度で距離が長い場合には経気道的操作自体による気道閉塞をきたす可能性がある.目的.気管及び気管分岐部に対するステント留置時に経皮的心肺補助装置(PCPS)を併用し低酸素血症を回避する.方法.局所麻酔下にPCPSを導入し,全身麻酔とし経口的に気管・気管支ステントを留置する.結果.3症例に施行し,十分な酸素化の下,安全かつ確実にステント留置術が行えた.

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