著者
小谷 善行
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.33, pp.505-506, 1986-10-01

Prologを学生に教えるとき、教えにくいところのひとつがカットオペレータである。これを日本語でわかりやすく読み下すことを試みている。Prologのプログラムの説明には論理的説明と手順的説明の2通りがある。論理的説明によれば理解は著しく速い。しかしカットオペレータがあると、その部分は手順的説明をするのか普通であり、それが教えにくい点であった。本稿ではカットオペレータを含むPrologプログラムを、なるべく適切に日本語で読み下すにはどうすればよいかついて論じる。この結果は次の点に寄与すると考える。(1)Prologプログラムの説明の多くの部分を論理的説明ですますことができる。(2)日本語Prologの言語仕様の設計の知見を得る。

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漢文のように自国語で Prolog を読み下すのくだり、よい http://t.co/vXM6qTJVQL
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CiNii 論文 - カットオペレータの日本語による読み下し方式 http://t.co/kQDwB4jqP9 Prologのプログラムを日本語として「読み下す」手法。何が読みやすくて何が読みにくいのかだんだん分からなくなってくる。
【メモ】カットオペレータの日本語による読み下し方式 http://t.co/iJenR688

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