著者
堀川 博史 高野 彰
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.38, 1989-03-15

プログラムはデータ構造とアルゴリズムから成立しているが、この両者を明確に分離することはできない。設計の最初にデータ構造に基づいてプログラム構造を決定する設計手法がある。これらの手法では、始めに骨組みを決め、段階的に詳細化するが、個々の詳細化情報のテスト容易性、部品化に対しては、十分には考慮されていない。ここでは、LSIの機能設計における役割別のブロック構成法を参考にしてプログラムを制御、データ及び機能に分離して作成する方法について検討する。LSIの機能設計においては、ブロック図から論理回路を作成する。このときのブロック図は、制御ブロック、記録ブロック、機能ブロックに大別できる。ブロック図においては幾つかのモードが存在する。それぞれのモードに対して、どのブロックがデータをアクセスするかが指定されている。制御ブロックは、このモードの遷移を処理する。

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