- 著者
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伊藤 啓司
笠田 洋和
世木 博久
伊藤 英則
- 雑誌
- 全国大会講演論文集
- 巻号頁・発行日
- vol.50, pp.155-156, 1995-03-15
詰将棋は、攻め方が王手をかけ続け、それに対して受け方が逃げる手順を考えるというパズルゲームの1種である。双方が最善を尽くして詰みに至る手順を示すことが、詰将棋を解くこととなる。与えられた問題に依存するので一概にはいえないが、詰将棋のある局面に対して十数手の王手が存在し、その王手それぞれに対して数手の受け手が存在する。本稿では、与えられた局面において、複数存在している手を並列に探索する手法について述べる。なお、並列計算機は富士通AP1000を使用し、プログラム作成にはC言語を使用した。