著者
星 仰 小西 一也
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.50, pp.311-312, 1995-03-15

カラー合成画像はnチャンネルから3種のチャンネルを選定して、おのおのに3原色の赤、緑、青を対応させて合成する。この3チャンネルにさらに透明度を表すアルファチャンネルを合成することを新たに考える。アルファチャンネルによって画像の輝度を上下させる効果が得られる。カラー合成画像から画像データを切り出すとき、従来白線の矩形で切り出す領域を指定してきたが、領域の境界が白線に隠れるために正確に切り出したい領域の周辺に不安がつきまとった。とくに、リモートセンシングの分野ではこれがエリア抽出に問題となる。そこで、本研究では切り出す領域だけ他の部分より透明度の高いアルファチャンネルを合成する手法を実験的に試みたので、その効果について考察する。

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