- 著者
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諸星 敏一
星 仰
幾志 新吉
- 出版者
- Japan Society of Photogrammetry and Remote Sensing
- 雑誌
- 写真測量とリモートセンシング (ISSN:02855844)
- 巻号頁・発行日
- vol.21, no.3, pp.34-41, 1982
GMSのCCTデータのパラメータ部と画像の一部のフォーマット変換とリスト処理の手法を開発した。<BR>このフォーマット変換は, データコントロールパラメータと記述文コントロールパラメータを用いて, バッファメモリ上で編集しながら処理を行うものである。<BR>このフォーマット変換を用いれば, 見出し, ページ, 項目番号, 記述文, データの位置, データの長さ, 副記述文を付加し文字型に変換されたパラメータ部のデータが得られる。また, 画像データ部の1ラインのダンプリストが10進数と16進数で得られる。<BR>この手法は, LANDSAT-MSS, LANDSAT-RBV, NOAAのCCTデータにも応用できる。<BR>LANDSAT-RBVとNOAAに関しては, すでにフォーマット変換を実行している。<BR>この変換手法を利用することによる利点はつぎのとおりである。<BR>1) パラメータ部のデータの内容が理解しやすくなる。<BR>2) 画像データのダンプリストにより, 画像のレベルを解析以前に知ることができる。<BR>3) 将来確立が予想される, リモートセンシングデータの統一的なデータ管理システムに応用できる。