- 著者
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松本 文子
- 雑誌
- 全国大会講演論文集
- 巻号頁・発行日
- vol.50, pp.1-2, 1995-03-15
先に開発したイオノグラム(電離層観測データ)小規模オブジェクト指向データベースシステムは、表示画像の全体を画像検索キーとする検索機能を備えている。ところで、表示画像を検索キーとする場合、画像全体をキーとするよりむしろ、注目する部分の画像を検索キーにしたいことが多い。そこで、今回は表示画像において指定した範囲を検索キーとする部分検索機能をこのシステムに追加した。また、今までの利用者インターフェース中心のオブジェクト構成を、環境観測データに共通の性質(時間と場所)に注目し、時間と検索の両面からオブジェクトクラスの構成を見直しを行った。以下で、部分検索機能の追加に伴う変更と、見直したオブジェクトクラスの構成について概要を報告する。