著者
筒井 久美子 秋庭 圭子 児玉 孝次 橋詰 明英
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.50, pp.113-114, 1995-03-15
被引用文献数
1

病院情報システムは、院内業務の効率化を目的とした医事会計システム、オーダリングシステムと発展し、現在診療の質的向上を図る診療支援システムが製品化されつつある。これら病院情報システムの開発において、運用方法の違いによる病院毎あるいは科単位でのカスタマイズや、年1回の医療費改定時のカスタマイズにおける開発工数の増大が、現在深刻な問題の一つとなっている。そこで上記問題の解決策として、生産性向上手段の一つであるオブジェクト指向技術を導入し、病院情報システムの一部である薬歴管理システムの開発に適用した。本稿では、上記薬歴管理システムにおける再利用性・生産性評価を行い、病院情報システムの開発におけるオブジェクト指向技術の適用可能性について述べる。

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病院情報システムは、院内業務の効率化を目的とした医事会計システム、オーダリングシステムと発展し、現在診療の質的向上を図る診療支援システムが製品化されつつある。これら病院情報システムの開発において、運用

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