著者
西野 文人
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.39, pp.594-595, 1989-10-16
被引用文献数
3

日本語の形態素解析ツールは,日本語の解析,未登録語の抽出,誤り文の指摘,文字・音声認識後処理など様々な応用に使われ,それぞれ重点となる項目は異なるが,1)精度が良いこと,2)様々な文書(様々な文体,未登録語)に適応できること,3)高速であること,4)部品として利用できること,5)辞書の拡張が容易であること,が望まれる.今回,隣接可能性(親和力),単語頻度に基づく最良優先探索を行い,単語の文字構成パターンのテンプレートによる未登録語処理を行うことにより,精度の向上,高速化,柔軟性の向上を図った日本語の形態素解析を作成した.

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