著者
河津 昌子 高橋 順一 五味 弘 長坂 篤
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.46, pp.9-10, 1993-03-01

我々はTachyon Common Lispを、Common Lisp第2版準処から、ANSI仕様へ対応させる作業を行なった。Common Lispに採用されているオブジェクト指向機能CLOS(Common Lisp Object System)は、他のオブジェクト指向言語と比較して多重メソッド選択、多重継承、動的クラス変更など多くの機能を持っている。そのため複雑な対応できるプログラミング環境が必要になってきている。そこで、CLOSのプログラミング開発をサポートするツールを作成した。こられにより、CLOS用いたプログラミングの開発効率が向上した。本稿では、開発ツールの中で、オブジェクトレーサ、キャッシュコントローラを中心に実現方法及びその効果について述べる。

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