著者
宮内 宏 墨岡 学
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.44, pp.325-326, 1992-02-24

放送の運行は、自動化された専用のコンピュータシステムによって、1日当たり200~300イベントに及ぶ秒単位のスケジュール情報で管理され、制御されている。従って運前のトラブルを探るとき「発生時刻」を事実情報とし、番組進行につながるこれらの情報かる得られるデータを基本とする「時刻データベース」を推論情報としてプロダクション的にルール化した手順で検索することにより、一定の範囲内の原因追求に関する推論が成り立つ。本稿では、民間放送ラジオの運行状況監視について、放送音声の「短時問の無信号発生の時刻」を事実情報とし、これを手がかりに異常の原因や対応手段を、エキスパートが書いたテキストに依って監視業務の効率化を狙ったアラームシステムについて述べる。また、秒単位のスケジュールが不可能なCMの進行監視についても、過去の送出実績を統計化し、「現在のケースは過去にないケース」を検出した場合を、警戒すべき事態として監視者に勧告するシステムをつくり、送出センターでの一括監視に利用している状況についても報告する。

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こんな論文どうですか? 時刻に依存するシステムの運行監視における診断・推論,1992 http://ci.nii.ac.jp/naid/110002888190 放送の運行は、自動化された専用のコンピュータシステムによって、1日当たり200~300イベントに及ぶ秒単位のスケジュー

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