著者
土屋 雅子 吉田 正廣 畠間 晴夫
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.45, pp.387-388, 1992-09-28

導入を予定して富士通(株)と共同研究を推進している数値風洞(NWTと略記する)は、要素計算機にベクトル計算機を配置する分散主記憶型並列計算機システムであり、搭載OSはUNIXベースのOS(NWT/OSと略記する)である。また、NWTは既設の大型電子計算機システム(FACOMVP2600:VPと略記する)をフロントエンドシステムとして有機的に結合した複合計算機システムを構成する。VPのOSはNWTとVPの緊密な連携をとるために、親和性の観点から、UNIXベースのOSを搭載する必要がある。しかし、航技研では10年来、現OS(MSPと略記する)で運用しており、JCL等ユーザ側からみた使い勝手のノウハウを含めたMSPの資産は膨大である。また、UNIXは不特定多数のユーザが混在して利用する大型汎用計算機システムのOSとしては、システムの管理運用機能が十分ではない。以上の観点から、VPには、MSPとUNIX(USXと略記する)の二つのOSを搭載し、ユーザインタフェースはMSPビューとする運用を検討した。MSPとUNIXでは、ユーザピューにおいて、種々な相違点がある。MSPピューとするためには、両OSの相違を吸収するための各種インタフェースが必要となる。本報告は、これらのインタフェースの実現方式の検討結果について述べる。

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こんな論文どうですか? 異種OS間のジョブ処理におけるインタフェースについて(土屋雅子ほか),1992 http://id.CiNii.jp/MHm2L

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