著者
山本 敦子
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.41, pp.112-113, 1990-09-04

Prologは推論機能を特徴とする論理型言語である.Prolog言語を使ってシステムを構築しようとするとき,C言語のような手続き型言語のほうがより書きやすい処理が存在することがある.このような場合にProlog言語ではなくC言語を使う,すなわち個々の言語の特長を生かしてプログラミングすることでシステム全体の効率を高めることは非常に大切である.このような背景の下で,私達はProlog処理系に利用者が定義したC関数を組み込み述語として扱えるC言語静的連携機能を開発した.これは,述語論理の世界に関数の概念を取り入れた新しい機能である.(以降これをC言語連携と呼ぶ)本稿ではC言語連携の開発の背景,概要および実現方法について述べる.

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