著者
田上 幸治 松井 潔 島 貴史 山本 敦子 林 拓也
出版者
日本小児科学会
雑誌
日本小児科学会雑誌 (ISSN:00016543)
巻号頁・発行日
vol.115, no.9, pp.1456-1460, 2011-09-01
参考文献数
11
被引用文献数
1
著者
山本 敦子 橋本 健志 森本 優香 加藤 正樹 木下 利彦 四本 かやの
出版者
一般社団法人 日本作業療法士協会
雑誌
作業療法 (ISSN:02894920)
巻号頁・発行日
vol.38, no.2, pp.213-221, 2019-04-15 (Released:2019-04-15)
参考文献数
20
被引用文献数
1

本研究の目的は,地域で生活する統合失調症患者の社交不安症状に対する作業療法の効果を検討することである.ケースシリーズ研究で,3症例に対する6ヵ月間の作業療法介入前後の社交不安障害尺度得点,陽性・陰性症状評価尺度得点,日常生活場面での対人交流の状態を比較した.結果,6ヵ月間の作業療法介入によって,統合失調症患者の社交不安症状に改善がみられ,対象者全員に精神症状の改善も認められた.社交不安症状が中等度の患者は,重度の患者と比較し,より大きな改善がみられた.作業療法介入が,統合失調症患者の社交不安症状の改善に寄与できる可能性が示唆された.
著者
山本 敦子 小林 裕美 石井 正光
出版者
Meeting of Osaka Dermatological Association
雑誌
皮膚 (ISSN:00181390)
巻号頁・発行日
vol.41, no.3, pp.383-385, 1999

低アレルギー性, 低刺激性を意図して開発されたスキンケア製品 (アトレージュ<SUP>®</SUP>フェイスウォッシュ, スキントリートメント, フェイスモイスト, バリアーベール, クールローション, ヘアシャンプー, ヘアリンス) の皮膚安全性を, パッチテストにより検討した。対象はアトピー性皮膚炎患者22例, 接触皮膚炎患者31例, 酒鞁様皮膚炎患者2例の計55例とした。皮膚刺激指数は0から9.1でいずれも安全品と判定しえた。疾患別では接触皮膚炎患者群でシャンプーの刺激指数が12.9で最高であった。アトピー性皮膚炎患者ではすべて5以下と低く, 湿疹皮膚炎群に対する基準においても全製品とも許容範囲内にあると考えられた。以上より本スキンケア製品7種の低刺激性が確認された。<BR>(皮膚, 41: 383-385, 1999)
著者
山本 敦子
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.41, pp.112-113, 1990-09-04

Prologは推論機能を特徴とする論理型言語である.Prolog言語を使ってシステムを構築しようとするとき,C言語のような手続き型言語のほうがより書きやすい処理が存在することがある.このような場合にProlog言語ではなくC言語を使う,すなわち個々の言語の特長を生かしてプログラミングすることでシステム全体の効率を高めることは非常に大切である.このような背景の下で,私達はProlog処理系に利用者が定義したC関数を組み込み述語として扱えるC言語静的連携機能を開発した.これは,述語論理の世界に関数の概念を取り入れた新しい機能である.(以降これをC言語連携と呼ぶ)本稿ではC言語連携の開発の背景,概要および実現方法について述べる.
著者
山本 敦子
出版者
高田短期大学
雑誌
高田短期大学紀要 (ISSN:09143769)
巻号頁・発行日
no.29, pp.141-152, 2011-03

本論では高齢者の音楽療法に関する文献の中から、音楽が専門でない介護職の方や家庭で高齢者を介護されている方等、広く高齢者介護に携わる方々に向けて書かれた実践書をもとに、その内容と方法を分析することを通して、高齢者の音楽療法の実践について基本的な理解を図ることを目的とした。季節ごとの特徴を踏まえた12か月分のプログラムをもとに、「各月のテーマ例」「曲目の傾向」「回想を促す話題」「活動内容(種別、効果、活動例、留意点等)」「実践者に求められること」という視点から考察を進め、介護福祉士をはじめとする身近な介護者が高齢者の音楽活動を支援していくための方法の開拓に向けて、有用な示唆を得ることができた。