著者
星 仰 井橋 孝夫
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.33, pp.1563-1564, 1986-10-01

字宙開発に伴う情報分析は地球レベルから太陽系惑星レベルそして銀河系へと広域化しており、地球における情報分析量は計算機技術の進歩を助長している。計算機利用における情報保管はデータ分析の基本的管理事項として重要であるにもかかわらず、画像データの特徴分析・解析等に主力が注がれデータ管理面までの投資がなかなかなされていなかったという面がある。現在のわが国の大型計算機システムを保有している国公立・民間の研究所や大学ではDASD容量は高々100Gbyte程度であり、それ以上のデータは磁気テープ倉庫に眠っているケースが多い。このオフラインデータをオンライン化することが大容量データ活用の一つの道であり、従来は自動マウント方式のMTやMSSのデータカートリッジがその業務を果たしてきた。しかし、これらの方法は広い空間が不可欠であり、狭空間による大容量データのオンライン化が社会要求として挙げられよう。本研究は上記の問題点を解決する一手段として、光磁気ディスクのDRAW型をデータ保管媒体に選び、リモートセンシング分野で取り扱われている2,3のデータフォーマットをそのまま用いて、データ圧縮の実験的研究を試みた。この研究は手持ちのミニコンピュータに市販の光磁気ディスクを接続したので、必ずしも理想的な接続形態にはなっていないが、16ビット転送のインタフェースが開発できたこと、一次元ではあるがデータ圧縮が可能になったこと、などは実用性があると思われるので、その内容の一部を報告する。

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こんな論文どうですか? 光磁気ディスクDRAW型を用いたデータ圧縮 : リモートセンシング画像データへの適用(星仰ほか),1986 http://id.CiNii.jp/MJ0CL

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