著者
石井 裕一郎 武市 正人
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. PRO, [プログラミング]
巻号頁・発行日
vol.97, no.9, pp.1-8, 1997-01-23

遅延評価関数型言語では、プロセスを決定的な関数として表現する手法がよく用いられ、この際入出力の処理は関数の外側にあるOS核が担当する。しかしこの手法では、非決定的処理を表現することも複数のプロセスからの要求が到着した順に処理をするサーバやOS核そのものの記述もできない。そこで我々は、関数型言語に一般的な単一代入ができる擬データを導入し、関数として表現されたプロセスが相互に通信する並行プロセス群全体をも関数として取り扱う機構を提案し、その処理系gofjavaを作成した。コンソール入出力やアブレット等のGUIもこの枠組で扱うことができる。本稿では、このような機構による並行プロセス群の記述とその実現法を述べる。

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Haskellな人には並行論理型言語を学ぶよりこっちの方がわかりやすいかも? / 『CiNii 論文 - 擬データと関数による並行プロセス群の記述』 http://t.co/3b630OdP

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