著者
坂野 誠一
出版者
一般社団法人日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.5, no.4, pp.1-7, 1944-07-20

サウンド用フイルムの周波數性能を究明する一方法として、著者は作圖せる純正弦波形の縮寫音溝を用ひ、理研B型ミクロフオトメーターを使用して居るが、その際に遭遇する電位計の指示の遲れ、スリットの大さに因る誤差を、實驗的に之を明らかにした。その結果、サウンド用35粍フイルムの面積型波形記録能力を測定する際のスリット像幅は5/1000粍程度を要求し、再生に於けるスリット像幅は、25/1000粍以下でないと忠實な音再生が望めないことを知つた。

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