著者
水谷 文雄 長尾 啓一 山口 哲生 吉田 康秀 山口 豊 渡辺 昌平
出版者
日本肺癌学会
雑誌
肺癌 (ISSN:03869628)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.171-178, 1985-04-30
被引用文献数
9

全国病理剖検輯報により若年者肺癌の動向をさぐり, 自験例他験例1141例より若年者肺癌48例(4.2%)を抽出し, 臨床的検討を加えた.男26例, 女22例で, 組織型は腺癌が39例(81%)であった.非喫煙者は半数以上を占め, 喫煙との関連性は乏しかった.発病より専門医受診までの遅れ, 結核との誤診等が, 受診・診断・治療の遅れとなった.若年者の中間生存期間は10ヶ月であり, 非若年者との間には生存期間に有意差は認められなかった.

言及状況

Twitter (1 users, 2 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 若年者肺癌の臨床的検討(水谷 文雄ほか),1985 https://t.co/9hWPYSl8tU 全国病理剖検輯報により若年者肺癌の動向をさぐり, 自験例他験例1141例より若年者肺癌48…
こんな論文どうですか? 若年者肺癌の臨床的検討(水谷 文雄ほか),1985 https://t.co/9hWPYSl8tU 全国病理剖検輯報により若年者肺癌の動向をさぐり, 自験例他験例1141例より若年者肺癌48…

収集済み URL リスト