著者
具 本瑛 中條 武志
出版者
一般社団法人日本品質管理学会
雑誌
品質 (ISSN:03868230)
巻号頁・発行日
vol.31, no.4, pp.105-118, 2001-10-15

本研究では, 複数の製品に対する消費者の品質要求を狩野らによって提案された魅力的品質・当たり前品質の視点から調査・分析し, 製品の種類の違い, 消費者属性の違いによって, 魅力的品質・当たり前品質となる品質項目がどのように変化するのかをモデル化することを試みた.結果として, 全体的には品質項目の内容・区分によって魅力的品質項目・当たり前品質項目・一元的品質項目・無関心品質項目のいずれになるかが決まること, 同じ品質項目でも, 製品の種類によって魅力的・当たり前に感じる人, 無関心な人の割合が変化すること, 消費者の属性によって魅力的・当たり前に感じる人の割合が若干変化することなどがわかった.

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 1 favorites)

こんな論文どうですか? 魅力的品質・当たり前品質を中心とする消費者品質要求のモデル化(具本瑛ほか),2001 http://id.CiNii.jp/NP4RL

収集済み URL リスト