著者
田山 健一 村田 博幸 丸山 勉 宇野 浩司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム
巻号頁・発行日
vol.102, no.458, pp.21-26, 2002-11-14
被引用文献数
4

サービスを経済的に且つ迅速に提供するためには,設備を効率的に利用することと申込みからサービス提供時間の削減を可能とする業務支援システム(OSS : Operation Support System)が重要である.光アクセス設備は,光通信装置,所内光ファイバ,所外光ファイバなどの設備特性・管理形態の異なる設備から構成される.これら設備の選定・再選定の順番(プロセス)制御が必要である.本稿では,選定におけるアクセス設備の特徴を抽出し,さらにPDS(Passive Double Star)方式における多様化するスプリッタ設置形態を選定の観点から分析し,効率的な選定プロセスを導いた.また提案プロセスは,所外スプリッタ配下2回線目の選定における選定・再選定処理を大幅に削減可能であり,所外スプリッタ設置形態の設備モデルにおいて,選定処理量を30%削減できることを示した.

言及状況

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こんな論文どうですか? 光アクセス設備における効率的な設備選定プロセスの提案(田山健一ほか),2002 http://id.CiNii.jp/NTQnL

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