著者
大高 崇 西田 昌史 堀内 靖雄 市川 熹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.747, pp.7-12, 2004-03-19

現状の手話CGアニメーションでは,手動作が不自然に見えてしまうという問題が指摘されている.その要因の一つに,手話を表現する時間長が文の構造や強調表現などによって変化するという点を考慮していないことが挙げられる.この問題の解決には手話の時間構造に関する詳細な検討が必要不可欠であるが,これを厳密に分析した研究はあまり行われていない.そこで本研究では,手話の時間構造に関する初期検討として,時間構造の基準となる単位(時間構造単位)について分析を行った.分析の結果,手話の時間構造は動作転換点を中心に構成され,時間構造の単位は単語以下の単位であるという点が示唆された.

言及状況

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[3d][手話][anime][technology] 「現状の手話CGアニメーションでは,手動作が不自然に見えてしまう」「手話を表現する時間長が文の構造や強調表現などによって変化するという点を考慮していないことが挙げられる」ほー

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CiNii -  メトロノームを利用した手話の時間構造の分析(ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)シンポジウム) http://ci.nii.ac.jp/naid/110003173365 「現状の手話CGアニメーションでは,手動作が不自然に見えてしまう」「手話 ...

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