著者
上野 大樹 安村 通晃
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.384, pp.1-6, 2011-01-15
参考文献数
6

近年,Twitterをはじめとした手軽でリアルタイム性やコミュニケーション性を重視したSNSが非常に流行してきている.また,こういったサービスは,ケータイ端末,特にスマートフォンからの利用と相性が良く,スマートフォン利用者の増加と共に,スマートフォンからTwitterを利用するユーザが増加してきている.この傾向を受けて,視覚障害者の中でもスマートフォンからTwitterを利用するユーザが出てきており,今後そういったユーザが増加していく可能性が高いと考えられる.だが,一般のユーザにとってもそうであるが,特に視覚障害者にとってスマートフォンからのTwitterの利用は,未だ不便な点が多い.そこで本研究では,スマートフォンのジェスチャー操作と音声入出力を利用して,誰でも簡単かつ手軽に利用できるTwitterシステムVoiTwiの提案,試作を行った.
著者
渡辺 将充 竹内 義則 松本 哲也 工藤 博章 大西 昇
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.435, pp.53-58, 2009-02-13
被引用文献数
1

本稿では,視覚障害者のためのタッチパネル利用を可能にするシステムを目指し,システムの課題と解決策について述べる.本システムでは,タッチパネルと非接触の状態のユーザの指を,操作対象のキーへ,聴覚フィードバックにより誘導する.この際の誘導法について検討する.キー位置の提示法について,指に対するキーの方向・距離提示による方法と,キーと指の絶対位置提示による方法を提案する.方向の提示音は,言語音と非言音の2通りで.方向の提示法は,1次元的方向提示と2次元的方向提示とである.各誘導法について,アイマスクを装着した晴眼者8名による比較実験を行った.結果から,言語音が誘導に適していることが示された.また,指移動時の被験者による偏向の違い,キーの絶対位置の提示の有効性が示唆された.
著者
山口 雄仁 鈴木 昌和
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.65, pp.23-27, 2012-05-18
参考文献数
16

デジタル教科書の本格導入が近い将来予定されている中で,理数系デジタルコンテンツのアクセシビリティは積み残された大きな問題である。ここでは,近年アクセシブルな電子書籍の形式として世界的に広く普及しつつあるDAISY(Digital Accessible Information System)を取り上げ,テキストDAISY形式による日本語理数系教科書製作の問題点を議論する。テキストDAISYの日本語音声合成による読み上げでは,専門用語の読み間違い,息継ぎや抑揚のおかしな箇所などがしばしば見られる。さらに日本語固有ではない問題として,数式の読み間違いも発生する。しかし現行のDAISYにはそれらを適切に修正・制御する方法がないため,DAISY形式のデジタル教科書を製作する上で問題が大きい。さらに障害者自身がDAISYコンテンツを製作できないという問題もある。我々はDAISY形式の改良を提案するとともに,全盲者用の数学文書エディタを元に新たにテキストDAISY編集・閲覧ソフトウェアを開発した。これを用いれば,晴眼者・障害者両方が,非技術的内容から理数系文書までの,読み間違いのないDAISY書籍を製作できる。
著者
山口 雄仁 鈴木 昌和
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.65, pp.23-27, 2012-05-18

デジタル教科書の本格導入が近い将来予定されている中で,理数系デジタルコンテンツのアクセシビリティは積み残された大きな問題である。ここでは,近年アクセシブルな電子書籍の形式として世界的に広く普及しつつあるDAISY(Digital Accessible Information System)を取り上げ,テキストDAISY形式による日本語理数系教科書製作の問題点を議論する。テキストDAISYの日本語音声合成による読み上げでは,専門用語の読み間違い,息継ぎや抑揚のおかしな箇所などがしばしば見られる。さらに日本語固有ではない問題として,数式の読み間違いも発生する。しかし現行のDAISYにはそれらを適切に修正・制御する方法がないため,DAISY形式のデジタル教科書を製作する上で問題が大きい。さらに障害者自身がDAISYコンテンツを製作できないという問題もある。我々はDAISY形式の改良を提案するとともに,全盲者用の数学文書エディタを元に新たにテキストDAISY編集・閲覧ソフトウェアを開発した。これを用いれば,晴眼者・障害者両方が,非技術的内容から理数系文書までの,読み間違いのないDAISY書籍を製作できる。
著者
藤芳 衛 石田 透 澤崎 陽彦 山口 雄仁 大武 信之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.128, pp.1-6, 2002-06-13
参考文献数
11

世界共通文字コード体系Unicodeに対して点字記号を割り付けることにより世界的に点字記号を統一することが可能となる.数式等,各国で世界共通に使用されているUnicode上の図形文字には世界共通の点字記号を割り付ける.また,各国特有の図形文字にはその国独自の点字記号を割り付ける.この世界共通の点字記号集合と各国独自の点字記号集合との和集合として各国別に統一された点字記号体系を開発することが可能である.このため,Unicode上の図形文字に2004年に世界の英語圏で採択される予定となっている統一英語点字記号と現行の日本語の仮名の点字記号とを割り付け,統一日本語点字記号の開発を進めている.
著者
関 喜一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.58, pp.87-90, 2011-05-13

電子情報技術を活用した視覚障害者のための歩行支援技術の変遷を概説する.1960年代より,電子技術を活用した歩行補助装置なるものの開発が始まった.この時代の歩行補助装置は主に超音波センサを用いた障害物探知機であった.これらの機器は視覚障害リハビリテーションへの導入が試みられたが,やがて下火になった.その後,障害物探知機ではなく,視覚障害者のナビゲーションシステムがさかんに開発された.やがて,互換性のないナビゲーション技術が乱立する状態になった.現在,これらの技術の標準化が進められている.
著者
金堀 利洋 鈴木 昌和
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.66, pp.7-10, 2005-05-12

Webアクセシビリティの意識が浸透しつつある一方で, 情報がPDFとして提供される流れが加速している.配布されているPDFには文字情報が、人が読む順序と異なる順番に埋め込まれていて、視覚障害者がその内容を読み取る事は困難な場合が多い.また, 数式の情報が読み取れる形で入っていることはほとんど無い.今回, 特に数式や表を含んだ科学技術文書を対象とし, PDFに既に埋め込まれている文字情報を抽出し, 一方で, PDFを画像として認識し, 認識結果と抽出した文字情報を組み合わせ, 質の高い, アクセシブルな文書情報をPDFから取り出すことを目的とするシステムのプロトタイプを示す.
著者
寺田 崇寿 小黒 伸也 鎌田 一雄 関 宣正
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.273, pp.1-6, 2007-10-12
被引用文献数
1

全日本ろうあ連盟編纂の「わたしたちの手話」を対象として、コンピュータなどで簡単に検索ができる手話記述方法について、検討を進めている.本稿では、掲載手話(総数4,122語)の中から、構成が単純な手話を除いた複合的な手話(総数1,660語)を対象として、語構成について検討している.まず、先に報告した手話の要素抽出結果を利用して、複合的な手話の構造的特性について分析している.この結果、複合的な手話はほとんどが2つの構成要素(平均要素数は2.13)からなり、その結合の形態はほとんどが逐次的な形態(97.7%)であることがわかる.手話の特徴である同時的な結合は、対象とした辞書(わたしたちの手話)に掲載されている手話の2.3%にすぎない.また、複合的な手話を構成する要素の平均的な使用頻度が2.67と低いことがわかる.次に、複合的な手話の構成の意味的な側面を、手話の見出し語(日本語)について検討した結果も述べている.
著者
中島 佐和子 水戸部 一孝 鈴木 雅史 吉村 昇
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.472, pp.25-29, 2012-03-02
参考文献数
8

日常生活を豊かにし文化的な活動を行う上で,映画やテレビの存在は欠かせない.しかし,加速する超高齢社会を背景に様々な身体特性を有する人々(聴覚障害や視覚障害等)が増加する中で,これらの人々の日常生活を豊かにする手段の一つである映像コンテンツを鑑賞できるシステムは充分に整備されているとはいえない.本研究では,聴覚障害者対応の映画字幕の現状課題と可能性を把握するために,聴覚障害者,映画製作者,字幕制作者及び一般鑑賞者を対象としたヒヤリング及びアンケート調査を実施した.その結果,聴覚障害者が必要とする字幕の程度については,セリフ字幕,環境音や効果音を説明する字幕,音楽を説明する字幕のそれぞれにおいて異なる尺度でありことが分かった.また,一般鑑賞者(健聴者)を対象とした調査からは,映画音声の聞き取りにくさなどの観点から,聴覚障害を有しない方々に対しても字幕が役に立つ可能性が示唆された.
著者
竹内 晃一 鈴木 雄介 宮本 一郎 三樹 弘之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.67, pp.1-6, 2005-05-13
被引用文献数
9

手話映像による情報提供を行うための方法として、コンピュータグラフィックス(CG)合成によるものではなく、実写手話映像の断片をモーフィング処理も入れながら複数結合することにより合成する方法を提案する。これにより、電車遅延情報のような時々刻々と変わる情報であっても、実写画像から合成した手話映像として情報提供ができるようになる。この手話映像合成エンジンの応用例として、RFIDタグと連携して、天気予報、電車遅延情報といった場所や時間によって変化する情報を、合成手話映像によって提供するシステムを試作した。
著者
元木 章博 鈴木 悠里 北村 光香
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.217, pp.35-38, 2014-09-05

今まで数多くの組織のwebページに対するwebアクセシビリティの調査報告がなされてきた.しかし,Webページを継続的に評価した調査は,ほとんど報告されていない.日進月歩のICTにおいて,変化が絶えないWebページも継続的に評価するべきである.そこで,本論では視覚障害者にとって重要な公共サービス機関の一つとしての都道府県立図書館のWebページに注目した.The Wayback Machineを利用し,過去のWebアクセシビリティ問題件数も併せて経年的に評価し,その特徴からグループ化を試みた.
著者
平松 佑太 林 豊彦 前田 義信 渡辺 哲也 山口 俊光 遁所 直樹 矢島 大輔
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.164, pp.13-18, 2010-07-29

運動機能障がい者は,意思伝達装置,環境制御装置などの支援機器を利用すれば,より自立した生活を送ることができる.このとき,支援機器の操作に用いるのが「操作スイッチ」である.しかし,従来の操作スイッチは,不随意運動により大きく影響を受けるというが欠点あり,その結果として装置の誤動作が生じていた.それを克服すべく我々は,3軸地磁気センサを用いた新しい操作スイッチGSN/1の開発を試みてきた.このスイッチの特長には,1)固定・位置合わせが容易,2)随意異運動に対しては高感度,3)不随意運動に対しては低感度の3つがある.本研究では,1)随意運動/不随意運動の判別性能,および2)走査型オンスクリーンキーボードであるオペレートナビ^[○!R]の操作性能の2つを定量評価した.5人の健常者と1人の肢体不自由者を用いた実験より,GSN/1は,1)随意運動に近い不随意運動を入力しても誤動作しないこと,および2)オペレートナビ^[○!R]の操作における使用性が高いことの2っが明らかとなった.
著者
藤芳 衛 藤芳 明生 大武 信之 山口 雄仁
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.612, pp.73-78, 2007-03-16

視覚障害者と健常者が点字の教科書や教材の触読図の作成にあたり作図データを共有し,相互協力して作図作業を行うことができるユニバーサル・デザインの作図システムを開発した.従来のコンピュータによる触読図作図システムはマウス等を使用するGUI(Graphical User Interface)であり,視覚障害者には使用不可能であった.また,視覚障害者が点字試験問題の触読図の自立的作成を可能にするため開発した作図システムBplotはCUI(Character User Interface)であり,健常者には効率的とは言えなかった.このため,CUIのBplotをさらに改良すると共に,GUIにも対応し,ユニバーサル・デザインを実現した.
著者
西本 卓也 光部 杏里 渡辺 隆行
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.57, pp.27-32, 2006-05-12

ラジオ放送におけるスポーツ実況中継では,音声のみを用いて聞き手に視覚的なイメージを与えるための配慮がなされている.このような配慮は視覚障害者支援技術にも役立つことが期待される.そこで,競馬,野球,サッカーなどの実況中継におけるテレビおよびラジオのアナウンサーの発話内容を比較・分析した.競馬においては,レースの序盤,中盤,終盤,といった状況ごとに注目される対象の遷移が見られた.野球においては,テレビでは常時画面に表示されている得点やボールカウントなどの試合状況は,ラジオ中継では頻繁に音声で伝えられており,重要な情報ほど高頻度で発話されていた.またサッカーにおいては,連続的なゲームの展開を,間投詞を用いてシーンに分割して伝えていた.今後は,これらの知見を踏まえて,音声対話において空間的な状況の大局的な理解や説明を行うための具体的な方法について検討する予定である.
著者
松村 雅史 辻 竜之介
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.372, pp.7-12, 2005-10-20

笑いは, ストレス低減など生理学的あるいは健康的な効果があるとの報告がある.本研究では, 笑いと健康増進および介護予防に関わる生理学的要因の関係を明らかにするために, 笑い声の無拘束・長時間モニタリングするシステムの開発を研究目的としている.本研究では, まず, 日常会話の中で笑い声をハンズフリーかつワイヤレスで無拘束・長時間モニタリングするシステム(爆笑計)を開発した.本システムは, 頸部表面に装着した喉頭マイクロホンにより声帯振動を検出し, 会話音声中の中の笑い声は, 繰り返し発声が行われることを特徴量として識別できることを示す.
著者
木村 勉 神田 和幸 田中 久弥
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.61, pp.79-82, 2007-05-17

画像認識型の弱点である情報の爆発を押さえ,手話入力装置として情報の爆発を抑えるモールディングによる手話の動作認識ができる装置の開発を提案する.まず,手話の動作学的解析から始め,手話の音韻表記辞書から動きをパターン化,基本パターンを持つ語彙を選択し,それらの語彙の入力・出力の予備実験を行う.
著者
清田 公保 中山 典子 藤澤 和子 井上 智義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.746, pp.19-24, 2004-03-18
参考文献数
4
被引用文献数
4

本研究では文字や言葉を十分に利用できない知的障害児のコンピュータリテラシー教育に関して,視覚シンボルとメディア情報を用いたコミュニケーション支援を提案し,知的障害児における情報処理教育の導入を試みる.コミュニケーション支援の完全な理想形態は,様々な障害を持つ人同士が必要とする情報を補完的に完備したシステムであるとの観点に立ち,画像や音声,テキストなどに等価な協調性を持たせた共通メディア情報言語の概念を新たに導入する.研究事例として知的障害児に対してコンピュータを用いた情報伝達の情報教育を目指し,視覚シンボルを媒体とした電子メールソフトを開発する.提案システムを児童に利用してもらった結果,視覚シンボルをコンピュータによる情報交換のメディアとすることによって電子メールの利用の可能性を見いだした.
著者
寺 朱美 國藤 進
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.638, pp.7-12, 2005-01-20

視線追跡装置は視線の移動を記録することが可能である。このことから、ある行動に伴ってどのように視線が動くかを知り、その行動の理由・原因を知る手がかりを得ることが可能であると推測できる。本研究では日本語教育の観点を加え、学習者の経験的な知識やスキルが視線移動に反映されるかどうか、どのように反映されるかについて調べた。本稿では特に文化的な背景を担う絵画や文章を対象とする視線移動を観察・分析した実験結果を報告する。
著者
大屋 紀和 村田 健史 木村 映善
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.508, pp.13-18, 2006-01-06

本研究では, 肢体不自由者や視覚障害者, 聴覚障害者のための福祉地理情報データベースとデータベースを活用したWebマップシステム設計開発を行う.本研究ではまず, 障害者が外出時に必要とする項目の聞き取り調査を行った.本システムでは, これらの項目を5つのXMLにより表し, XMLデータベース管理システムにより管理する.XMLデータベースとして管理することにより, 福祉情報の取り扱いや情報更新への対応が容易になる.さらに, データベース化した福祉情報をWebマップを通じて公開する.Webマップは, 広領域はGoogle Mapsを用い, 狭領域はSVGを用いた.本システムにより, 障害者や生活弱者が必要とする情報を手軽に入手することができる.
著者
山口 俊光 渡辺 哲也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.408, pp.121-124, 2006-11-29
被引用文献数
1

In this paper, we propose a new method of assisting Kana-Kanji conversion for people with visual impairment. There are many homophone words in Japanese, shosai yomi is one of effective methods of assisting. However, it is difficult to decide with shosai yomi when semantic of word and semantic of kanji character are different. Our method, "Jisho setsume yomi", provides the sematic information of the word and usage. We developed program for evaluation and distributed it to people with visual impairment. We obtained generally positive respose from the evaluators.