著者
シモンズ ジェレミー
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. FACE, 情報文化と倫理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.207, pp.31-36, 2001-07-16

近年、ディジタル情報を守るための措置が注目されている。その中で、特に重要視されている措置は暗号である。この措置をディジタル情報に施すことによってその情報を無許可の使用者から守ることができると思われている。さらに、その措置を法律上守る必然性を促すため、暗号化の解読行為を侵入行為とみなし、無許可の使用者へ侵入者同等の法的措置の導入を求めている著作権者が増えている。本論文ではこの侵入者説への批判を行う。特に、侵入者から財産を守る意味を再確認し、著作権者の財産の定義と統一性について問題を明確にし、暗号解読の権利の範囲がまだ確保されていることを指摘する。

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こんな論文どうですか? 暗号解読の権利への挑戦 : 侵入者説の評価(シモンズ ジェレミー),2001 http://t.co/7g6vHv2w
こんな論文どうですか? 暗号解読の権利への挑戦 : 侵入者説の評価(シモンズジェレミー),2001 http://id.CiNii.jp/NWJgL

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