著者
益満 健 越後 富夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.84, no.8, pp.1848-1855, 2001-08-01
被引用文献数
24

本研究では,ユーザの視聴行動をから好みを学習し,その人の好みを反映した要約映像作成手法を提案する.過去に見た映像と類似した映像の重要度は高く,早送りなどによりスキップした映像に類似した映像の重要度は低くなるように各フレームの重要度を推定し,この重要度をもとに要約映像を生成する.重要度の推定では,画像から得られる特徴量をそのまま使うのではなく,固有空間により得られる特徴ベクトルを用いることにより,様々な特徴量を効果的に扱う.更に,ユーザの嗜好を反映するために,ユーザの2種類の行動(視聴したか,早送りによりスキップしたか)から投票に基づく学習を用いたため,ユーザに意識させることなく学習が行える.本提案手法をサッカー映像に適用し,好みを反映した要約映像を生成し,本手法の有効性を確認した.

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こんな論文どうですか? 映像重要度を用いたパーソナライズ要約映像作成手法 (<特集>画像の認識・理解論文特集)(益満 健ほか),2001 http://t.co/jrJ4FM1r
こんな論文どうですか? 映像重要度を用いたパーソナライズ要約映像作成手法 (<特集>画像の認識・理解論文特集)(益満健ほか),2001 http://id.CiNii.jp/NWTeL

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