著者
井ノ上 直己 帆足 啓一郎 橋本 和夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.84, no.6, pp.1158-1166, 2001-06-01
被引用文献数
5

学校などの教育現場へインターネットが普及するにつれ, インターネット上の有害情報へのアクセスが問題となる.この問題に対処するため, 既にいくつかのフィルタリングソフトウェアが開発されているが, これらの多くのソフトはアクセスを制限すべきURLを登録したリストを用い, このリスト中のURLへのアクセスを制限する方式を採用している.しかし, URLは頻繁に変動するため, この方式ではリストの変更が間に合わないという問題がある.そこで, 筆者らは, コンテンツ内に出現する単語の分布を調査し, 自動的に有害か否かを判定してアクセスを制御するソフトウェアを開発した.本論文では, 開発したソフトウェアの概要を示すとともに, 当研究所の位置する上福岡市の小中学校10校に導入して実施したフィールド試験結果について述べる.

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こんな論文どうですか? 文書自動分類手法を用いた有害情報フィルタリングソフトの開発(井ノ上 直己ほか),2001 http://t.co/XxVsa34XlP
こんな論文どうですか? 文書自動分類手法を用いた有害情報フィルタリングソフトの開発(井ノ上 直己ほか),2001 http://t.co/XxVsa34XlP
こんな論文どうですか? 文書自動分類手法を用いた有害情報フィルタリングソフトの開発(井ノ上直己ほか),2001 http://id.CiNii.jp/NWVfL

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