著者
植松 幸弘
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MR, 磁気記録
巻号頁・発行日
vol.97, no.538, pp.1-8, 1998-02-06

近年、MRヘッドの実用化によって磁気ディスク装置の面記録密度の向上は著しく、98年初にGbpsiを超える装置が出荷され、2001年の10Gbpsiの装置出荷は予想どおり実現されるだろう。BPI/TPI比は現状の15〜18:1程度はから、超高BPI化による記録データの磁気熱緩和の懸念によって、徐々に10:1程度になって行くものと考えている。従って10Gbpsiをこえる領域ではさらに超高TPI化に拍車がかかるためメカ・サーボの先進技術開発は磁気デイスク装置に益々重要なものとなりつつあり、特にピギーバックアクチュエータは重要である。ピギーバックアクチュエータにはその実現容易さの順に第一世代:サスペンション可動型、第二世代:スライダ可動型、第三世代:R/Wコア可動型があるが、1ヘッド当たりのコストを1ドル以下と月産数百万個以上の量産性の実現が最大の課題となっている。

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こんな論文どうですか? 磁気ディスク装置とピギーバックアクチュエータ,1998 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003186145

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