著者
河合 敦夫 Pishva Davar 村林 篤 椎野 努
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IE, 画像工学
巻号頁・発行日
vol.98, no.136, pp.1-8, 1998-06-19

画像処理ソフトウェアの蓄積や、ハードウェアの低価格化、高速化により、各種画像処理応用システムが作られている。我々は、現在、菓子パンの種別(クロワッサン、メロンパン、・・・)を認識する画像処理系を試作している。パンの識別のための特徴として、大きさ、概形、輪郭線、色、テクスチャを考えた。大きさ、概形、輪郭線を用いた分類システムを作成した。個々の特徴のみでは、十分な分類はできないが、特徴の組合わせにより、65個中、59個の分類に成功した。また、色、テクスチャのみを利用して、14種類のパンの中心付近の領域の分類を試みた。色相、彩度の平均値、および、彩度、明度の同時生起行列のエネルギー値だけでは、分類がむずかしい領域も存在する。

言及状況

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パンの識別は、昔に画像処理について調べていた際に見かけて「なるほど、そう使えるのか」と印象に残った覚えがあります。 それはこれだったかな。 http://t.co/8RstSE2a
こんな論文どうですか? パンの認識分類を行うための画像処理システム(河合敦夫ほか),1998 http://id.CiNii.jp/NZLML
こんな論文どうですか? パンの認識分類を行うための画像処理システム,1998 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003195058

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