- 著者
-
ブンクムクラオ ウィチャイ
宮永 喜一
デッジハン コブチャイ
- 出版者
- 一般社団法人電子情報通信学会
- 雑誌
- 電子情報通信学会技術研究報告. CAS, 回路とシステム (ISSN:09135685)
- 巻号頁・発行日
- vol.101, no.142, pp.39-44, 2001-06-22
- 参考文献数
- 9
論理回路設計の回路規模が増大するに従い,設計資産を有効的に再利用していくことが重要になってきている。設計資産はIP(Intellectual Property)とも呼ばれる。提案した構造選択可能なLSIに基づきながら設計資産の再利用のために,パラメータ化設計を用いる。その有効性をPCA(Principal Component Analysis)計算モジュールで示し,FPGAで実現する.FPGA(Field Programmable Gate Array)は,プログラマブルデバイスであり,何回も回路を書き換え可能である。特殊DSPを少量生産する場合,コストが安くできるという大きな利点がある。本報告では,PCAのパラメータ設計方法を示し,また実現した回路での実験結果をしめす。