著者
掘 康彦 伊藤 哲夫 泉 邦和
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PE, 電子通信用電源技術
巻号頁・発行日
vol.96, no.277, pp.31-38, 1996-09-27
被引用文献数
1

200℃級の流体熱源を対象とした熱電発電モデルシステムを試作し、モジュールへの圧接力や流量に対するモジュールの発電特性について検討を行った。出力密度は圧接力0.5MPa程度までは接触熱抵抗の低下に起因して増加し、それ以上では飽和傾向を示した。そこで、モジュールへの圧接力の設計指針として出力密度の飽和の観点から0.5〜1.0MPa程度が妥当であることがわかった。また、低温側流量と出力密度との関係から低温側流量の増加とともに出力密度は増加し、飽和時に圧接力1MPaで出力密度1.6kW/m^2程度が得られることがわかった。

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200℃級の流体熱源を対象とした熱電発電モデルシステムを試作し、モジュールへの圧接力や流量に対するモジュールの発電特性について検討を行った。出力密度は圧接力0.5MPa程度までは接触熱抵抗の低下に起因して増加し、

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