著者
原 邦治 雨海 秀行
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PE, 電子通信用電源技術
巻号頁・発行日
vol.94, no.150, pp.25-29, 1994-07-19

最近、クリーンなエネルギーを利用した発電システムとして、大陽光発電が注目を浴びている。この発電装置がインバータを介して商用電源と連系して運転する場合には、いくつか問題がある。特に、商用系統が停電したとき、太陽光発電装置のインバータの単独運転は、連系システムの保安上、危険であるため、商用の停電を検出して運転を停止する必要がある。しかし従来の停電検出法には不感帯が存在し、確実な停電検出が困難である。本論文ではインバータの出力電圧に高調波を重畳させ、単独運転時に顕著に現れる高調波電圧を検出し、インバータの単独運転を防止する方式を開発したのでこれを報告する.
著者
常盤 昌良 孫 俊明 中岡 睦雄 別荘 大介 安井 健治
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PE, 電子通信用電源技術
巻号頁・発行日
vol.95, no.517, pp.79-86, 1996-02-15
被引用文献数
1

本論文は、パワーマイクロ波発生のためのソフトスイッチング用対応IGBTと駆動回路モジュールを用いたマグネトロン駆動用ゼロ電流スイッチング高周波インバータ形DC-DCコンバータを取り上げ、従来からの準ゼロ電流スイッチングモード直列共振形DC-DCコンバータと出力電力制御にかかわらずゼロ電流スイッチング動作が可能となる完全ゼロ電流スイッチング直列共振形コンバータを対象とし、マグネトロン負荷の非線形性並びに3巻線高周波高電圧トランス、必要に応じてIGBTのマクロ回路モデルを考慮した場合のトランスの寄生回路パラメータを利用した電流共振形インバータ形スイッチング電源の計算機援用シミュレーション回路解析と特性評価について述べたものである。
著者
石沢 真樹 鍬田 豊 木全 活久 青木 忠一 尾形 努
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PE, 電子通信用電源技術
巻号頁・発行日
vol.96, no.277, pp.15-21, 1996-09-27
被引用文献数
1

NTTは、低騒音で、クリーンに発電する3タイプ(直流出力タイプ、交流出力タイプ、蓄電池内蔵タイプ)のポータブル燃料電池を開発した。このポータブル燃料電池は、小形燃料電池セル、水素ボンベ、電力変換装置、制御装置類をきょう体に収容したもので、容易に運搬可能な実装形態とした。容積6.7リットルの水素ボンべを2本用い、200〜250ワットで6時間以上発電可能である。直流出力タイプは、小容量の通信装置に適したDC55V及び汎用のDC12V、交流出力タイプはAC100V、蓄電池内蔵タイプは、起動と同時にAC100VおよびDC12Vが出力可能であり、室内で運転可能な非常用バックアップ電源として適用できることを明らかにした。
著者
原田 和郎 石原 好之 戸高 敏之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PE, 電子通信用電源技術
巻号頁・発行日
vol.95, no.461, pp.1-5, 1996-01-18

磁気増幅器制御フォワード形コンバーバによる力率改善の検討を行った。本回路は,可飽和磁心の飽和期間が入力電圧に応じて変化することを利用して、特別な制御を用いることなく高力率を得るものである。入力電圧の変化に応じ、入力電流のピーク値ではなく電流パルス幅が変化することにより力率改善を図る方式のため、スイッチ等の回路素子に対する電流ストレスが小さいという利点を持つ。スイッチング周波数500kHzでの動作実験により、本回路の高力率動作を検証している。
著者
國中 均 高橋 慶治
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PE, 電子通信用電源技術
巻号頁・発行日
vol.94, no.149, pp.39-46, 1994-07-18

宇宙科学研究所は、再使用型宇宙実験プラットフォーム「スペース・フライヤー・ユニット(SFU)」を用いた高電圧ソーラーアレイ実験を開発し、1995年2月より宇宙実験に供する。本実験は大電力光発電のための高電圧送電の技術を宇宙環境で検証することを目的としている。4つの太陽電池モジュールの直並列切り替え機能を実証し、さらに最大260Vの高電圧により誘導される電離層プラズマ干渉を計測する。宇宙実験の概要とプラズマ干渉に関するこれまでの基礎研究について紹介する。
著者
加藤 直樹 山本 克彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PE, 電子通信用電源技術
巻号頁・発行日
vol.95, no.193, pp.1-7, 1995-07-28

商用電源のバックアップ用電源として蓄電池は広く使用されており、その簡易な劣化評価法を確立することは停電時に必要な電力を確保する上で重要である。本論文では、トリクル充電法で使用されるNi-Cd電池を対象に、まず主要な劣化モードが短絡と電解液枯れにあることを明らかにする。次に電解液枯れにおいては、内部インピーダンスの対数と電池容量との間に直線関係があることを示し、この場合の定量的な関係が、電解液量のみを減少させた電池の特性から短時間で容易に得られることから、内部インピーダンス測定による電池容量推定はNi-Cd電池の簡易な劣化評価法として有効であることを述べる。
著者
東 宏樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PE, 電子通信用電源技術
巻号頁・発行日
vol.95, no.461, pp.7-13, 1996-01-18

5V、10A出力のインターリーブフライバックコンバータの特性を調査し、低コスト電源に向いているかどうか検討をした。また2個のトランスのコアを一体化する事による動作に対する影響を調査した。インターリーブフライバックコンバータにする事で、従来のフラィバックコンバータより効率が向上する。2個のトランスの相互干渉を少なくするにはセンター・ギャップの方が良いという事がわかった。
著者
河村 篤男 石岡 和明 平井 淳二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PE, 電子通信用電源技術
巻号頁・発行日
vol.95, no.31, pp.11-18, 1995-05-18
被引用文献数
1

非接触型の電源装置用として研究開発した高周波リンクインバータに、通信用の情報を重畳させることにより、産業用ロボット等における配線を無くし、省スペース、高信頼性化等を目指した、新しい概念に基づく電力変換装置を提案する。インバータ回路、通信方式等について述べる。
著者
掘 康彦 伊藤 哲夫 泉 邦和
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PE, 電子通信用電源技術
巻号頁・発行日
vol.96, no.277, pp.31-38, 1996-09-27
被引用文献数
1

200℃級の流体熱源を対象とした熱電発電モデルシステムを試作し、モジュールへの圧接力や流量に対するモジュールの発電特性について検討を行った。出力密度は圧接力0.5MPa程度までは接触熱抵抗の低下に起因して増加し、それ以上では飽和傾向を示した。そこで、モジュールへの圧接力の設計指針として出力密度の飽和の観点から0.5〜1.0MPa程度が妥当であることがわかった。また、低温側流量と出力密度との関係から低温側流量の増加とともに出力密度は増加し、飽和時に圧接力1MPaで出力密度1.6kW/m^2程度が得られることがわかった。