著者
恒川 佳隆 三浦 守
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CAS, 回路とシステム
巻号頁・発行日
vol.93, no.510, pp.9-16, 1994-03-15
被引用文献数
1

最近,計測・制御や通信など様々な分野で,状態空間ディジタルフィルタが用いられるようになってきた。我々はこれまでに,滞在時間を減少したうえで,高い処理速度を持つ多入力多出力状態空間ディジタルフィルタ用VLSI向きアーキテクチャを提案してきた。本稿では,より高速化とハードウェア量の減少を目的として,状態空間ディジタルフィルタの高精度性に着目して処理時間が語長のみに依存する分散演算を先のアークテクチャに適用した高性能VLSIアーキテクチャを提案する.そして,その性能評価を行う.その結果,フィルタの次数および入出力数に関係なく,非常に高速な処理が実現可能となることを明かにする.

言及状況

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こんな論文どうですか? 分散演算を用いた制御向き状態空間ディジタルフィルタの高性能VLSIアーキテクチャ,1994 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003207053

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