著者
山本 正信 川田 聡 近藤 拓也 越川 和忠
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.79, no.1, pp.71-83, 1996-01-25
参考文献数
25
被引用文献数
78

本論文では, 3次元的に動作を行っている人間を動画像により追跡する手法を提案している. この手法は, まず人体の立体形状をあらかじめCADモデルで構成しておき, このモデルを追跡開始フレームで人体像に一致させておく. 追跡は運動パラメータの推定と, 得られたパラメータに基づくモデルの移動を交互に繰り返すことにより達成される. 運動パラメータは人体をロボットとみなしたときのアームパラメータである. パラメータの推定は時空間こう配法による直接推定である. 実際に, 階段を下りる, 椅子から立ち上がる, コーナを曲がる,などの動作の動画像追跡により本手法の有効性を確認している. また, 追跡結果をCGアニメーションにより再現し, 3次元の追跡であることを強調している.

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こんな論文どうですか? ロボットモデルに基づく人間動作の3次元動画像追跡(山本 正信ほか),1996 http://t.co/QAF0AvkE9p
こんな論文どうですか? ロボットモデルに基づく人間動作の3次元動画像追跡(山本正信ほか),1996 http://id.CiNii.jp/NhlRL
こんな論文どうですか? ロボットモデルに基づく人間動作の3次元動画像追跡,1996 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003227427 本論文では, 3次元的に動作を行っている人間を動画像により追跡する手法を提案している. この手法は, まず人体の立体形状

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