著者
箕浦 大祐 山名 岳志 正木 茂樹 一之瀬 進
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.81, no.5, pp.962-971, 1998-05-25
被引用文献数
15

ネットワークを介して接続されている各端末にコンピュータグラフィックスを用いて表示される利用者参加型の3次元仮想空間において, 大規模な人数が参加することによって生じるシステムのネットワーク負荷を軽減し, かつそれだけの人数の分身を仮想空間内に見えるようにするためのシステムの設計方法について述べる.仮想空間に利用者の分身を登場させるためにはその分身の仮想空間における位置情報をはじめとする利用者情報をサーバで管理して各利用者の端末に送信する必要がある.そのため通信回線容量と利用者端末の計算機能力の制限から実際にシステム上で有効なサービスを展開するためにはシステムへの利用者の参加者数には限界がある.本論文では, 仮想空間をいくつかの部分領域に分割して利用者の位置情報を管理し, 領域内に存在する利用者は従来どおりサーバから位置情報をもらって分身モデルを表示し, 領域外の利用者は画像によって表示することによってサーバと利用者端末間の通信量を抑える3次元仮想空間における多人数表示方法を提案する.本手法を用いて構築したシステムにおいてサーバと利用者端末の間の通信量および利用者端末の描画時間を計測し, 本提案手法の有効性を確認した.

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