著者
今井 哲朗 藤井 輝也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播
巻号頁・発行日
vol.96, no.524, pp.35-42, 1997-02-20

基地局アンテナを周辺建物より低い位置に設置して構成するストリートマイクロセル内の伝搬損失を精度良く推定する方法にレイトレース法がある。この方法は送受信間の幾何学的なトレースを求めるだけで比較的容易に電界強度を推定できるが,建物数が増大すれば処理時間が激増するためエリア推定システムとして実用化するには処理の高速化が不可欠であった。本稿ではレイトレース法を用いて高速処理を可能とする伝搬路モデルを提案する。また,提案したモデルに基づいて開発したエリア推定システムSMAP(Street Microcell Area Prediction system)の概要について述べる。

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こんな論文どうですか? レイトレースを用いたストリートマイクロセル伝搬推定システム(今井 哲朗ほか),1997 http://id.CiNii.jp/NmxjL

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