著者
石黒 秀一 栗田 泰市郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EID, 電子ディスプレイ
巻号頁・発行日
vol.96, no.87, pp.19-26, 1996-06-07
被引用文献数
30

通常の8倍のフィールド周波数で動作する8倍速走査CRTディスプレイを用いた主観評価実験により、ホールド型の時間-光特性を持つディスプレイの動画像表示における画質を検討した。加えて、より応答の遅い指数型表示の動画質についても検討した。これらの表示方式では画像の動き速度とともに画質が劣化することが定量的に明らかになった。改善案として、シャッタを用いる方式、2倍速表示方式を検討した。結果として、シャッタ方式において開口率を50%以下にすれば一定の画質改善効果が得られた。また、2倍速表示方式においても、シャッタ方式における開口率50%と同等の画質改善効果が得られた。

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こんな論文どうですか? 8倍速CRTによるホールド発光型ディスプレイの動画質に関する検討(石黒 秀一ほか),1996 http://t.co/Jomp7uqnUe
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