著者
新見 道治 野田 秀樹 河口 英二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EID, 電子ディスプレイ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.608, pp.13-18, 2000-02-03

濃淡画像に対する準可逆画像圧縮法を提案する.本手法は, ビットプレーン分解して得られる二値画像を可逆圧縮する方法をベースにしている.この場合, 雑音パターンが画像上に出現すると圧縮率が上がらない.そこで, 雑音パターンを規則的なパターンで置き換えることで圧縮率の向上を狙う.雑音パターンか否かは雑音度なる尺度をもとに判定する.雑音領域と判断された領域は市松模様と置き換える.上位ビットプレーンの雑音パターンの情報のみ保存し, 下位ビットプレーンの雑音パターンは復号化時に擬似乱数で近似する.この近似により再生画像に歪みが生じることになる.実験では, 高PSNRにおいては本手法が有効であることを確認した.

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reading: CiNii: 雑音度による領域分割を利用した準可逆画像圧縮法 http://t.co/NeUx6I8O2I

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