著者
坂口 菊恵
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.598, pp.1-6, 2003-01-17

行動の同調はコミュニケーションの円滑化に重要な役割を果たしているが,なかでもその時間的側面に注目した"movement synchrony(動きの同調化)"はヒトの生体としての身体的な反応性と深く関わると考えられ,興味深い.本研究では初対面の男女40組の,行動観察室内での10分間の相互作用のうち,最初1分と最後1分のmovement synchronyを分析した.女性のなかで,痴漢や"ナンパ"に遭うといった繁殖上のリスクを多く経験した者は最後の1分で同調化を抑制すること,および最初の1分で男性がよく動き多くのsynchronyを形成すると,女性に好意を持たれる傾向があることが示された.

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女性のなかで痴漢や"ナンパ"に遭うといった繁殖上のリスクを多く経験した者は最後の1分で同調化を抑制する http://t.co/YWdq0BcoeF
こんな論文どうですか? Movement Synchronyにみる好意のシグナル : 女性のリスク認知がおよぼす影響,2003 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003271348
こんな論文どうですか? Movement Synchronyにみる好意のシグナル : 女性のリスク認知がおよぼす影響,2003 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003271348 行動の同調はコミュニケーションの円滑化に重要な役割を果たしているが,なかでも

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