著者
小川 一美
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.410, pp.37-42, 2003-10-31
被引用文献数
3

会話はダイナミックな相互作用であるため,二人の会話者によって作り出される相互作用そのものに注目する必要があると考え,Burgoon et al. (1995)による相互作用パターンの1つである返報性の観点から,二者の発話量の均衡が相手の会話者や会話に対する印象に及ぼす効果について検討することを目的とした.小川(2003)は,観察者という視点から,発話量の均衡が印象に及ぼす効果について検討しているが,会話場面における目標の違いなどから,観察者と会話者では異なる会話行動によって影響を受けることが考えられる.そこで,本研究では小川(2003)の結果と比較しながら,発話量の均衡が印象形成に及ぼす効果についてより詳細な検討を行った.

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ノンバーバルコミュニケーションが印象の9割決めると言われても言霊のチカラを信じてあがくのが人の性。 この論文とか面白そうよね。 https://t.co/oFfzVpiTHm

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