著者
矢口 悟志 斎藤 英雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.633, pp.39-46, 2001-02-15
被引用文献数
10

本稿では, 未校正の多視点カメラシステムからの自由視点画像を作成する手法を提案する.多視点カメラのうち, 2台の基底カメラ画像によりエピポーラ幾何を利用して射影グリッド空間を構成する.そして, 各カメラのシルエットに射影グリッド空間内の各点を投影することによって, Shape-From-Silhouette(SS法)の原理に基づいて3次元モデルを射影グリッド空間内に再構成する.この3次元モデルから, 各視点の画像間の対応点関係が密に得られるため, この対応点関係を用いて2枚の入力視点画像からその中間にあたる自由視点画像を得る.本手法を大分県別府市ビーコンプラザで撮影した多視点映像に適用したところ, 良好な画質の自由視点映像を合成することができた.

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 未校正多視点カメラからの自由視点映像生成(矢口 悟志ほか),2001 http://t.co/TIhyLYpF3a

収集済み URL リスト