著者
中須賀 好典 掘川 浩二 加保 貴奈 小川 博世
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス
巻号頁・発行日
vol.96, no.547, pp.21-26, 1997-02-28
被引用文献数
6

今後の通信衛星を利用したサービスの多様化、大容量化の要求に応えるため、衛星搭載用増幅装置には益々の高出力化が必要となってきている。しかしながら、衛星という限られた電力資源、排熱能力の環境下において実現するためには、所望の線形動作を保証した上で、高効率に高出力を生成する革新的技術が必要となる。本報告では、高出力を得るために不可欠となるアレー増幅器の並列動作に着目し、上記課題を克服する高出力増幅器出力飽和点近傍動作を可能にする歪分散方式を新たに提案し、マルチポート増幅器、アクティブ・フェーズド・アレー・アンテナへの適用例を示す。また、本方式の動作原理と実験による実証結果を報告し、本方式の妥当性を示す。

言及状況

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こんな論文どうですか? 搭載用並列動作増幅器アレーにおける歪分散の提案(中須賀好典ほか),1997 http://id.CiNii.jp/Nxj8L

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