著者
三上 正 金子 敏信
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SST, スペクトル拡散 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.97, no.614, pp.145-150, 1998-03-19

Daemenらは, IDEA暗号の鍵のうち, 2^<51>個の鍵はその総当たりをするよりも少ない計算量で推定できることを述べ, そのような鍵をWeak Keys(=弱鍵)と呼んでいる。本稿では, Daemenらの考えを拡張した二段消去攻撃をIDEA暗号に対して行った。その結果, Daemenらのものとは異なる弱鍵を見いだした。その弱鍵には2^<59>個が含まれる。鍵の推定には2^<39>組の選択平文対を必要とする。しかし, 鍵の推定にかかる計算量は, 59ビットの全数探索2^<59>と比較して, 本攻撃では2^<44.2>程度で済むことを見積もった。

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こんな論文どうですか? 二段消去攻撃におけるIDEA暗号の弱鍵(三上 正ほか),1998 http://t.co/uKF32AlVR1 Daemenらは, IDEA暗号の鍵のうち, 2^<51>個の鍵…

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